2017年10月29日(日)人間科学部創設30周年記念行事を挙行いたしました。
台風22号の接近により風雨が強まるあいにくの天候のなかではありましたが、ご来賓、人間科学部卒業生・大学院人間科学研究科修了生合わせて約580名(現職教員を含むと約620名)の出席がありました。
101号館で開催された記念式典では、早稲田大学鎌田総長挨拶、藤本人間科学部長挨拶、藤本正人所沢市長からの祝辞に続き、日本放送協会黒岩義人氏により「人と科学の間とは」と題して記念講演が行われました。
人間科学部1期生の黒岩氏は、在学中やNHK入局後のご自身の体験について、エピソードを交え楽しくテンポ良く語ってくださいました。
続く公開シンポジウム「人間科学の未来を拓く」では、木村一郎名誉教授、菅野純名誉教授、柿﨑京一名誉教授の基調講演を受け、太田俊二教授のコーディネートによりパネルディスカッションが開催されました。3名誉教授の講演は、大変味わい深くかつユニークで、会場は度々笑いに包まれました。パネルディスカッションでは、人間科学部の未来へ向けて、強いメッセージが発信されました。
公開シンポジウムの次は人間科学会総会が行われ、その後、会場を100号館生協食堂に移し、祝賀会が開催されました。
人間科学部卒のフリーアナウンサー植村智子氏の司会により、杉田忠彦所沢市議会議長に祝辞をいただき、鏡開きを行った後、野嶋栄一郎名誉教授のご発声で人間科学部の発展を祈念して乾杯となりました。
歓談中には、在学生がOB・OGにインタビューして30周年に寄せてのメッセージを収録した「卒業生からのメッセージ」動画の投影、30周年記念誌、記念Webサイトのお披露目を行いました。紅白幕に包まれ、中央に巨大モニターを据えた会場では、卒業生のみなさんが先生を囲み、旧交を温めながら記念写真を撮り合い、大いに盛り上がりを見せていました。
最後に応援部OBのエールにリードされ皆、声高らかに校歌斉唱を行い、盛会のうちにお開きとなりました。
会場にお越し下さったみなさま、誠にありがとうございました。